60歳まで

2010-02

具合が悪い

978-4-14-081238-9.jpg 「マヤ」 恩田陸、NHK「失われた文明」プロジェクト

 突然途絶えてしまった文明って、想像力をかき立てますよね。インカと同様にスペインの侵略で国家としての独立は喪失しますが、元々が単一国家としての形態を持たず、都市国家みたいなのが郡立していたそうです。
その中でも有力な都市国家が、スペイン侵略以前にも幾つか消えていったそうで、それは隆盛したゆえに人の集中を招き、結果として周囲の自然環境が支えられるキャパシティを人口が超えてしまったのが原因と考えられるそうで、示唆に満ちています。

 表紙に恩田さんの名前がクレジットされていたので思わず借りてしまったのですが、書かれているのは巻頭エッセイだけで、NHKスペシャルという発注者を考慮したのか、あまりなんというか... ...


978-4-422-21194-7.jpg 「死海文書入門」

 エヴァ関連の知識を得るために読んだんですけど、エヴァで言及されているのは、現在明らかになっている死海文書から抜け落ちた部分なんですね。読み終えてから、なんでって疑問を抱いて、検索して知りました。
あらあらって感じですけど、名前しか知らなかった事の最低限の知識が得られたかも知れないので良しとします。






 体調悪くて休みました。若い頃だったら無理しても出勤した位の具合の悪さなんだけど、無理するのに躊躇する歳になってしまいました。まあ今週末、来週末と無理しなければらないので、養生させてもらいました。
今日は布団被っていると暑い位だったけれど、明日からまた寒くなるんだってね、嫌だなあ。 

これも密室ミステリィか

4-10-301471-7.jpg 「ボトルネック」 米澤穂信

 微妙ですな









 大宮駅から直帰しました。あちらからの直帰は、上野から秋葉経由がお約束だった時代は過ぎ去って、寄り道はしないで湘南新宿ラインで文字通り直帰になりました。まあ一駅遠回りになるんですけど。

 いつもなら改札を出ない大宮駅ですが、次の電車までの待ち時間があるのでecuteのぞいて、買ってみた芋菓子。
網棚に置いて、赤羽の手前で眠りに就いたようです。うっ、首が痛てえと目が覚めると新子安辺りを通過中と良い具合に寝過ごさずに済みました。そんでまあ電車は横浜のホームに滑り込み、おいらは網棚に手を伸ばすと、有るべき袋が消えていました。
ミステリィですな。

歳を取ると良いことも有る

 「ゴールデンスランバー」を観てきました。
原作を読んでいる私と未だ読んでいない妻のセットで、夫婦50歳割引は一人頭1k円とお得です。

 以前他の作品と一緒に少し触れた事が有りますが、今年最初に観る邦画はこれだっ、と決めていたほど期待していましたが、結局南極、今年初めて映画館で観た映画になりました。

 映画化するにあたり、原作のどこを削りどう生かすのか不安も有った。以前一緒に書いた作品は惨憺たる結果だったようだしね。
 観てみれば、原作の近未来時代設定をセキュリティポッドが存在しない現在にして、人と人との絆をより強く見せる映画となっています。原作読んでいると、何故削ったんだろうと思うような場面が有ったり、説明が不足していると感じる事も有った反面、2時間ちょっとに良くこれだけ盛り込んだなとも思います。

 昨今の邦画って、TVドラマを映画館のスクリーンで見せられているような、違和感を拭えない作品が多いけれど、これは映画らしい映画だと感じました。もっとも私は伊坂幸太郎が大好きな人間なので(「モダンタイムス」以前ですけど)、幾らか割り引いて頂ければと。
ちなみに原作読んでいない配偶者も面白かったそうです。

 ネットレビュー見ると、街中でショットガン水平打ちしたりしてリアリティが無い、みたいな批判している人がいるんですが、だってそういう作品で実話ドキュメンタリィじゃないんだもん。横山秀夫の「半落ち」が直木賞落選した主因となった、林真理子の言動を想起させられました。

昨夜のせいで腰が悪化した

4-10-105021-x.jpg 「春の雪」 三島由紀夫

 豊饒の海四部作の第一作目。
饒舌過ぎるとか装飾過多じゃないのとか読み始めは感じた、とても濃密な文章。
侯爵家の嗣子と伯爵家の令嬢の失楽園物語なんですかね、なんてのが読み始めの印象だった。えっと、失楽園ってのは渡辺淳一さんの方ですね、読んだこと無いけど。
この四部作は輪廻転生とか仏教思想がベースに有るので、失楽園という例えは根本的に違うんでしょうけど、読み進むにつれ、惇一さんのそれではなくてミルトンの方を思い浮かべるようになりました。

 しかし、この文章と使われている言葉を、どうやって外国語に翻訳するのだろう。日本語が読めて良かった、と真に思わせる一冊。


978-4-8387-1910-5.jpg 「はさんではさんで」 甘木つゆこ

 タイトルと表紙のイメージだけで、図書館の棚から持ってきました。
別にいやらしいのを期待していた訳では無いのですよ、実際の内容もそんなのは皆無でした。

 良く判らないけれど重い澱は残らないので、暇つぶしに読むのには良いのではないでしょうか。






CIMG8779.jpg

 嫁が慌てた様子で「ランドマークが停電している」と部屋に乱入してきました。
今日明日は全館停電というのは業界では既知だったので、事情を説明したら退散して行きました。この所の事情で、停電に敏感になっているのかなあ。

 竣工以来20年の設備更新らしいけれど、ホテルの営業休止まで良く踏み込めましたね、さすが三菱地所と言うべきなのでしょうか。自家用電気設備の設置者ならば当然遵守しなければならない保安規程なのに、いろいろヒアリングしてみると、ホテル業界ってのは老舗、超有名ブランド何もかもがゲホヘホらしいですからね。

 今頃館内は戦争だと思いますが、予定通りに復電して順調に立ち上がるように祈念しております。

 

絶対無理

4-906124-39-9.jpg 「潜航」 内山敏秀

 潜水艦長志望する主人公の実習幹部時代を書いた、自衛隊広報小説ですかね。別に小説のスタイル取る必要無いじゃんてな内容で、登場人物達が面映ゆかったりもしますが、普通では乗ることが出来ない潜水艦を、適度に興味深く語っています。

 私、潜水艦に興味はあるんですが、潜水艦乗りの適正は全く無いと自負します。



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